2019.01.18ブログ
八寸なごや帯と九寸なごや帯
なごや帯については前回のブログで書きましたが、なごや帯といってもいろいろな種類があります。
織のなごや帯、染の帯、刺繍のなごや帯などなど。礼装にも使える格調高い柄のものから、気軽なかわいらしい柄まで柄もさまざまです。
その中でも八寸なごや帯と九寸なごや帯というのはちょっと言葉を聞いただけでは、いったいどういうものなのか分かりづらいですよね。
今回は八寸なごや帯と九寸なごや帯の違いを書いてみます。
八寸、九寸というからには何かの長さかな~と想像された方もいらっしゃるでしょう。
そう、これは仕立て前の帯幅の長さなんです。
八寸は約30cm、九寸は約34cm。
九寸の方が長いです。
だけど仕立て上がったら同じ長さです。
九寸は裏地をつけて、耳を入れこんで仕立てるので仕立て上がりは八寸と同じく30cm位になります。
八寸帯は外側をかがるだけなので、長さは仕立て前とかわりません。
要するに仕立ての際に違ってくるので、帯のたれの耳(側面)を見ればパッとわかると思います。
こちらは九寸なごや帯のたれ先です。裏地と表地を織り込むようにして仕立ててあります。
一方八寸なごや帯はこちら。
帯地を折り返して、ただかがってあるだけになっています。
全体的には八寸なごや帯は九寸より気軽な装いに合わせることが多いですね。
金銀糸のはいったセミフォーマルにも使えそうななごや帯は九寸であることが多いです。
ただ、綴れ織りのなごや帯は八寸で仕立てられていることが多く、柄にもよりますがお茶会などにしめていったりもできます。
なごや帯はいろいろな分け方がありますが、着用する時には基本的にはカジュアルなシーンにもちいます。(小紋や御召、紋なしの色無地など)
金銀糸や箔が使ってあって、吉祥柄や格式の高い柄のものだったらセミフォーマルにもいける、というくらいに考えておくと分かりやすいと思いますよ。
織のなごや帯、染の帯、刺繍のなごや帯などなど。礼装にも使える格調高い柄のものから、気軽なかわいらしい柄まで柄もさまざまです。
その中でも八寸なごや帯と九寸なごや帯というのはちょっと言葉を聞いただけでは、いったいどういうものなのか分かりづらいですよね。
今回は八寸なごや帯と九寸なごや帯の違いを書いてみます。
何が八寸・九寸なのか?
八寸、九寸というからには何かの長さかな~と想像された方もいらっしゃるでしょう。
そう、これは仕立て前の帯幅の長さなんです。
八寸は約30cm、九寸は約34cm。
九寸の方が長いです。
だけど仕立て上がったら同じ長さです。
九寸は裏地をつけて、耳を入れこんで仕立てるので仕立て上がりは八寸と同じく30cm位になります。
八寸帯は外側をかがるだけなので、長さは仕立て前とかわりません。
どこを見ればちがいがわかるのか?
要するに仕立ての際に違ってくるので、帯のたれの耳(側面)を見ればパッとわかると思います。
こちらは九寸なごや帯のたれ先です。裏地と表地を織り込むようにして仕立ててあります。
一方八寸なごや帯はこちら。
帯地を折り返して、ただかがってあるだけになっています。
着用シーンの違い
全体的には八寸なごや帯は九寸より気軽な装いに合わせることが多いですね。
金銀糸のはいったセミフォーマルにも使えそうななごや帯は九寸であることが多いです。
ただ、綴れ織りのなごや帯は八寸で仕立てられていることが多く、柄にもよりますがお茶会などにしめていったりもできます。
なごや帯はいろいろな分け方がありますが、着用する時には基本的にはカジュアルなシーンにもちいます。(小紋や御召、紋なしの色無地など)
金銀糸や箔が使ってあって、吉祥柄や格式の高い柄のものだったらセミフォーマルにもいける、というくらいに考えておくと分かりやすいと思いますよ。